冠詞のきほん(a/an, the/無冠詞)(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/02/01
冠詞のきほん(a/an, the/無冠詞)
(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
高校生の英語指導に定評のあるたきしん高校部のブログです。
わからないからみんなほぼ無視
よくわからないの王さま、冠詞
名詞の前につけるのはわかるけど...
これっていったいどうやって使い分けるんでしょうか。
ここでは大雑把に使い方を説明してみます
①a/an/複数形
実際に存在するもののうち、どれでもいいもの・一般的なものはa/an/複数形になります
「ある~」「とりあえずひとつの~」という感じです
②the
実際に存在するもののうち、話し手にも聞き手にもわかる特定のものはtheを伴います
「あの~」「その~」「ほら、あれだよあれ」という感じです
③無冠詞
無冠詞は特別です。実体を持たない概念、特定のイディオムは無冠詞
「~というもの」という感じです。または名詞の本来の目的を表すときも無冠詞です。
①の例
A foreigner asked me a question in French.
「(ある/一人の)外国人が私にフランス語で(ある/ひとつの)質問をしてきた。」
I like cats.
「私は(一般的な/不特定多数の)猫が好きだ。」
②の例
Mr.Maeda has a dog. The dog's name is Zoro.
「前田さんは犬を(一匹)飼っている。(いま話している)その犬の名前はゾロという。」
The musician [who sings on the street every day] is Tom's brother.
「毎日(あの/例の)路上で歌っている(あの/例の)歌手はトムのお兄さんだ。」
③の例
Emma goes to school by bicycle every day.
「エマは、毎日(乗る目的の)自転車で、(授業を受ける目的の)学校へ通う。」
She knows cat only in the abstract. She never actually seen one.
「彼女は理屈の上でしか猫(というもの/概念)を知らない。実際に猫を見たことが一度もないのだ。」
このほかにもたくさん用法用例がありますが、まずは上記を押さえておけば
混乱も減るでしょう!