制限用法と非制限用法(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/02/04
制限用法と非制限用法
(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
高校生の英語力開花に定評のあるたきしん高校部のブログです。
長文でもよくでてくる関係詞の非制限用法
これっていったいなんなのか。
制限用法の「制限」とは「限定」という意味です
意味を限定する用法が制限用法
意味を限定しない用法が非制限用法
というわけです
①制限用法
これは不特定のものの中で、限定して特定するために使います
The students [who are in the advanced class] took the test.
「[上級クラスの]生徒たちはテストを受けた。」
上の例では不特定の生徒の中に「上級クラスの生徒」と「そうでない生徒」がいることが示唆されています。
A girl [running over there] is my sister.
「[向こうを走っている]女の子はわたしの妹です。」
こちらは不特定のある女の子のうち「向こうを走っている」特定の女の子というように限定しています。
②非制限用法
非制限用法は、もともと特定の人・モノのことを述べていて、わざわざ限定する必要がない場合に使います
意味を限定するのではなく、説明を加えるのが目的です。
My father, who lives in NY, often writes to me.
「わたしの父はニューヨークに住んでいて、よくわたしに手紙をくれます。」
わたしの父はふつう一人しかいないので、「父がいて、その人はニューヨークに住んでいて」と
父の説明をしているわけです。
これを
My father [who lives in NY] often writes to me. と制限用法にすると
「ニューヨークに住むわたしの父は、よくわたしに手紙をくれます。」となり
ニューヨークに住んでいない父の存在(パリに住む父、北京に住む父など)を示唆します。
いろんな事情でパリの父、北京の父、テヘランの父などがいるとはふつうは考えないので、
これはちょっとおかしな文になってしまうのです。
制限用法は限定、非制限用法は説明
というのをしっかり覚えておきましょう。