仮定法は「仮定する」とき使うのか?(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/02/11
仮定法は「仮定する」とき使うのか?
(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
高校生の英語力開花に定評のあるたきしん高校部のブログです。
仮定法
苦手な人、多いですが、
実はめっちゃシンプルです
このことを理解しておけば、
あとはそれぞれの場面に合わせた用法を覚えるだけ。
仮定法とは...
事実と異なることを述べるための文法です。
細かいことを言うと、「話者が事実ではない/可能性が低いと思っていること」
を述べるときに使われます。
例えば
I wish I were a bird. 「私が鳥だったらなぁ。」
(実際は鳥ではない。人間であることと鳥であることは相反する)
<If it were sunny today>, we could go on a picnic.
「もし今日晴れていたら、ピクニックに行けるのに。」(事実は雨や嵐)
上のように現在の事実と異なるときは、時制を一つずらして過去形で言うだけ
次の直説法の文と比較してみましょう
①I want to be a bird. 「私は鳥になりたい。」(現在、「鳥になりたいな」と思っているだけ)
②<If it is sunny tomorrow,> we will go on a picnic. 「もし明日晴れたら、ピクニックに行こう。」(ただの条件)
①「鳥になりたい」というのは事実です。人間であるという事実に反していません。
②これは明日の話なので、事実には反していません。時や条件を表す副詞節なので、未来のことも現在時制isとなります。
ただし
②のような状況でも、話し手が「明日晴れる可能性はほぼゼロだ」と思っていると仮定法になります。
The two strong typhoons are around Kyushu now. <If it should be sunny tomorrow,> we would(will) go on a picnic.
「強い台風2つが今九州あたりにあるよ。<もし万が一明日晴れたら>、ピクニックに行こう。」
仮定法を使うか迷ったら、状況をしっかり読んで、事実なのか、実現する可能性が高いか低いかを判断しましょう。