no more than/not more than(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/03/13
no more than/not more than(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
-高校生の英語力開花に定評のあるたきしん高校部のブログです-
なんだかややこしいから丸覚えしちゃえという人も多い比較
特にこのno more than/not more thanは曲者ですね
今回はこいつらを正確に覚えられるよう理屈をつけましょう
まず知っておいてほしいのはnotとnoの違いです
not:ふつうに否定。「~でない」
no:強い否定。「まったくない/ゼロだ」
これを覚えておけば英語の読解にも役立ちます
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では本題
①まずはnot more than/not less thanですが
・not more than「~より大きくはない/~より多くはない」
↓
「多くても~/せいぜい~」(客観的事実)
└いいかえるとat mostですね
・not less than「~より小さくはない/~より少なくはない」
↓
「少なくとも~」(客観的事実)
└いいかえるとat leastとなります
②no more than/no less thanでは、noの強烈な否定が活きて、反語的になります
・no more than「~より多いなんてことはまったくない」
↓
「(むしろその逆で)~しかない」(主観的。少なさ・小ささを強調)
└いいかえるとonlyですよね
・no less than「~より少ないなんてことはまったくない」
↓
「(むしろその逆で)~もある」(主観的。多さ・大きさを強調)
└いいかえるとas much as/as many asとなります
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覚えやすいでしょ
こいつらは文法問題でも長文でもお目にかかるので、さっさと覚えておいて安心して迎え撃ちましょう
no more ~ than …/no less ~ than …(クジラ構文とか呼ばれるやつ)はちょっとややこしいので、また別の記事でやりましょう!