知の呪縛②(松阪の進学塾・たきしん高校部の松阪高校生におすすめの勉強法)

知の呪縛②(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)

2020/03/22

知の呪縛②(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)

 

-勉強のやり方・脳の鍛え方から考えるたきしん高校部のブログです-



前回のつづきです

叩き手には知識があるせいで
聞き手に知識がない状態を想像できないのです
知ってしまったことを白紙には戻せませんからね

 

叩き手の頭にはその曲のメロディーが流れていますが
聞き手に聞こえてくるのは木魚の音です

 

これは世界中のあらゆる場所で起きています

 

企業でも,家族でも,恋人どうしでも,学校でも,そして
あなたが取っているノートでも起きてしまっています。

 

上司の頭に流れる知識のメロディーは部下の頭には流れず
両親の当たり前は子供にとっては初耳で
彼女の理想は彼氏にはドラマの中だけの話で
先生が知識と経験という背景を基に解説する時,生徒の頭は真っ白なキャンバスなのです

 

あなたがメモを書いている時「叩き手」である自分の
頭の中にはその背景や文脈,手順という”メロディー”が流れています

 

しかし数日,数週間後の「聞き手」のあなたの頭の中には
そのメロディーは流れていません

 

そして不十分で中途半端なメモを見て
「なんじゃこりゃ,ぜんぜんわからん」となるわけです

 

そんなノートやメモには,はっきり言ってとる価値はありません
暗号と同じなのです。読んでもわからないんですから



だから,一つのことを心がけるようにしてください

 

「友だちにノートを見せただけで理解してもらえるように書く」

 

これに気を配る習慣ができていれば
あなたの学力・知性・コミュ力は大幅にアップします

 

丸を描いたり,キーワードだけ書いたり
先生の板書だけ描いたり,教科書の太字だけ書くのはやめて

 

伝わるように「文章」で書く

 

これが賢くなるカギです
人に説明せずとも,未来の自分に説明すればいいんです

 

何度も同じことを聞いてくる生徒のノートは
ほんとに何が書いてあるのかわかりません

 

これ,仕事でぜったい困りますよ
上司にキレられますよ

 

ノートやメモが不十分なときは私が指摘します
今ならまだその習慣を身につけられます

 

今のうちに伝わる説明の練習
はじめておきましょう

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