偶然短歌その1 (松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/06/12
偶然短歌その1 (松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
-好奇心の刺激も大切にするたきしん高校部のブログです-
みなさん短歌は知っていますよね。
57577のあれです。
昔の日本の雅な人たちが教養として
そして芸術として嗜んでいたあれです。
友人のブックカバーチャレンジを読んでいて
わたしが最近出会った本に
『偶然短歌』
というのがありまして
これがおもしろいんです。
以前の記事で書いたように、
勉強や仕事の前に脳を活性化させたいとき
これを読むのがマイブームです。
偶然短歌とは、
ウィキペディアの膨大な文章から
プログラムによって探し出された偶然の57577
のことです。
これらが味があってとても愛おしいのです。
時に人間が詠む歌よりも深い趣を感じることさえあります。
この偶然短歌を、ブログネタ切れの時に(!)
少しずつ紹介していこうと思います。
まずはこの一句
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アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、
中央アジア、およびシベリア
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「および」が効いてます
たとえ抽出したのはプログラムだとしても
もとの文章を書いたのが人間だということが垣間見える
リズム感を演出しています。
これは「モロカン派」と呼ばれる人々が追放された
地域の名前の羅列だそうです。
もとになったページを読んでみたくなりますよね。
わたしも実際に検索して読んでみました。
平和主義のモロカン派の人たちは追放されただけでなく
かなりえげつない目に遭っていたようです。
なんだかモロカン派を急に身近に感じることができました。
このように偶然短歌は
わたしたちが1ミリも知らなかった知識を与えてくれるのです
伝統のリズム感に乗せて。
次回も数句紹介しますので
楽しみにしていてください