日本人の英語がネイティブに伝わらないわけ②(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/進学実績:三重大・京大など)
2020/06/19
日本人の英語がネイティブに伝わらないわけ②(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/進学実績:三重大・京大など)
-高校生の英語力を開花させるたきしん高校部のブログ-
前回に引き続き、ジュディ・トンプソンさんの
英語について誰もが知っておくべき事のお話です。
彼女いわく、
英語は厄介な言語(a tricky language)で、
英語を話す人の99%が知らない秘密があるそうです。
英語のしくみの秘密を理解すれば、
あなたの英語とコミュ力は一生よい影響を受けるでしょう。
まずはじめに、
英語はアクセントを基盤にした言語(a stress-based language)です
これは日本語のように音を基盤にした言語(a sound-based language)
を話すわたしたちにとって特に重要なポイントです。
つまり日本語では、一つ一つすべての音が意味を持ち、重要です
一つの音が抜けたり間違った言い方をされると意味が変わってしまうのです。
しかし、英語はそうではありません。
音は全く関係ないのです。
例えば誰かがこう言ったとしても、(大文字の単語を強く読む)
“We’re having a meeting on VEDNESDAY.
これを聞いた人はみんな水曜日(Wednesday)に集合します。
“When’s your BIRFDAY?”
と聞かれても、ちゃんと誕生日(birthday)の日にちを教えます。
英語では、特定の音節(syllables)に特定の質のアクセントがつきます。
これは日本人のわたしたちが聞いても「は?」となりますよね。
ジュディさんは娘さんたちのレストランでの会話の例を挙げています。
(下線部にアクセント)
なにを食べたいか尋ねられた2歳の妹が”BASGHETTI”といったのを聞き、
3歳のお姉ちゃんはこう言いました。
“It’s not BASGHETTI.
It’s SPASGHETTI.”
ウェイターは笑っていましたが、注文はきちんと通りました。
これは
“bas-GHE-tti”も”spas-GHE-tti”も、正しい単語“spa-GHE-tti”と同じように
真ん中の音節が大きく、長く、高く発音された(強調された)からです。
だから、
わたしたちが何よりもまずきにしなければならないことは
訛りや発音や文法的正しさなどではなく、
きちんとアクセント(stress)を付けることなのです
そうすれば周りの人がわたしたちの英語を理解してくれると
ジュディさんはおっしゃっています。
さて、次回は第二の秘密についてです。
おたのしみに