日本人の英語がネイティブに伝わらないわけ③(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/進学実績:三重大・京大など)

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日本人の英語がネイティブに伝わらないわけ③(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/進学実績:三重大・京大など)

2020/06/20

日本人の英語がネイティブに伝わらないわけ③(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/進学実績:三重大・京大など)

 

-高校生の英語力を開花させるたきしん高校部のブログ-

 

 

さて、英語が厄介な言語である第二の秘密です

 

日本人などの非英語話者が英語を理解できない理由は

コロケーション(collocations)なのだそう

 

コロケーションとは言い換えれば

英語の「言い回し」のことです

 

単語が組み合わせられて特定のイメージ・意味をつくります

そしてこの組み合わせに大した理由はないのです。だから難しい

 

いろんな文法書が理屈をこねて理由づけしていますが

結局は「そのように使われてきたからそう」なのです

 

たとえば”fall in love”というイディオムがありますが

これは”fall to love” “fall between love” “fall near love”ではいけません

それらは英語には存在せず、何の意味もありません

 

わたしが阪大外語学部にいくより昔、北九大の工学部生だったころ

仲良しだった英語のアン先生とよく話していたのですが、

 

アン先生はこう言っていました。

「英語は覚える表現が多すぎて超大変。アメリカ人に生まれてラッキーばい」

 

なるほどたしかにと思ったけれど、むだに負けず嫌いのわたしは

「日本語は漢字が多すぎて地獄。日本人でよかったわい」と応戦してみました。

 

ちなみに、アン先生は和製英語を研究するファンキーなアメリカ人で、

いまでは福岡でテレビにも出ている有名人です。本もたくさんあるので

アン・クレシーニで探して読んでみてくださいね。

 

それはさておき、

ネイティブスピーカーたちはこういった何千もの

組み合わせが決まった表現を用いて互いにコミュニケーションしています

 

重要なのは文法ではないのです

文法をどれだけきちんと勉強し、理解しても

 

ネイティブスピーカーのように話すことはできません。

 

ここでジュディさんは文章を使った例を挙げていますが、

ここは動画を見たほうがわかりやすいと思うのでぜひ見てみてください。

短い6分ほどの動画です。

 

 

そして英語の厄介な点は他にもあり、

たくさんの言葉が同じような意味を持っています。

 

たくさんの形容詞がおなじ「ような」意味をもっているのですが、

実際に特定の単語と結びつく形容詞は決まっています。

 

これは英作文でもかなり厄介な問題になります。

なんでこの単語じゃだめなんですか?と聞かれても答えられないからです

 

「そのように使われてきたから」としか言えません

 

“Gleeful Christmas”や”Glad Christmas”という言い方はないのです

それらは英語ではありません

 

“Merry New Year”や”Merry Birthday”なども存在せず

merryという形容詞が結びつく語は決まっています。

 

“merry men”や”meat, drink and be merry”や”merry go round”

“the merry widow”そして”Merry Christmas”などです

 

merryは形容詞でwallは名詞だから文法的には”merry wall”という

表現もあってもよさそうなものです。

 

しかし、お察しの通りそれは英語にはありません。

 

英語は慣用的な言語であり、ネイティブのように話すためには

文法よりもはるかにコロケーションが重要なのです

 

日本語でもたとえば

非暴力・不服従、無遅刻・無欠席、未解決、非公式、不燃物...

 

のように否定の意味を表す漢字が含まれる熟語がたくさんあり、

これらの非・不・無・未は入れ替えできません。

 

意味を突き詰めればその漢字が使われる理由はわかりますが

基本的にみんな意識せずに「そういうもの」として使いますよね。

 

コロケーションもこんなイメージかなと思っています。

 

 

わたしは別にネイティブスピーカーのように話す必要はないと思っていますし、

受験英語では中学英語の知識で十分な点が取れる自由英作文を書けます。

 

ただし難関大の和文英訳では中学以上の英語能力が問われますし、

ネイティブとのコミュニケーションにおいて

自分の考えたことが、自分の言葉に乗らない・伝わらないというのは悲しいことです。

 

英語を伸ばすために必要なことは、

いやこれは英語に限ったことではありませんが、

 

ある教科が得意になるためにはその教科を好きになることが近道であり

必要なことであるとわたしは思います。

 

好きになるためにはやっていて楽しくなければだめです。

そして英語は実際の世界と密接に関わっているのでめちゃくちゃ楽しいです。

 

学校の楽しくない英語ばかりやっていては結局受験に必要な力も付きません。

ぜひ実用英語の世界にも触れて、音楽・映画・ニュースやドラマなど

いろんなメディアを使って英語を楽しんでくださいね。

 

 

次回はまとめです

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