覚えるVS思い出す(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/02/21
覚えるVS思い出す(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
-高校生の英語力開花に定評のあるたきしん高校部のブログです-
あなたも
勉強といえばインプットをがんばりますよね
私もかつてはそうでしたし
ほとんどの生徒がそう思っているし
おそらくほとんどの学校の先生もそう思っています
しかし、結論からいってしまえば
勉強においてはアウトプットのほうがより重要です
もっと噛み砕いて言うと「思い出す回数と頻度」が大切なのです
インプットのノート術については別の回に書いているので
参考にしてくださいね
さて、学校では予習復習が大切だとは言われますが
じゃあ具体的になにをやったらいいのかは教えてくれません
たぶん先生も知らないからでしょう
教科書を読んでくるように、とか
わからない単語を調べてこい、とか
これらは正しい予習のしかたです。
付け加えておくならば、予習の段階では細かいことはあまり気にせず
ざっくり大枠や流れをつかめるようにしておくのが大切です
わからない箇所には印でも付けておいて読み飛ばしましょう
さて、では復習はどのように行えばいいのでしょうか
復習こそが「思い出す=アウトプット」です
実はけっこう簡単なことで、ものすごく単純に言うと
「一度やった問題を忘れた頃にやり直す」
これです
忘れた頃というのも、4日後くらいがいいと
最近は言われているようです
それで何が言いたいのかというと、
みなさんの復習のやり方は間違っている可能性が高いということです
というか、学校のやり方がかなり間違ってます
成績上位の偏差値おばけしかついていけないしくみになっています
松高では、学年が変わるたびに新しい単語帳を買いますよね
前に使っていたものの完成度が30%くらいなのに
これをやってしまうと、30%がだんだん90%に近づいていく
2周目や3周目のプロセスを捨てることになります
新しい単語帳にもかぶっている内容があるとはいえ、
壮大な無駄です。1年間単語に使った時間を返してほしくなります。
問題集に関しても同じで、せっかく苦労して解いた問題集を
2度と開かない人がほとんどで、学校でもほったらかし
さらに難易度の高い問題集をやりたくなる気持ちもわかるのですが
同じ問題集をやり直して、ノートに新たなメモを付け加えていくほうが
10倍価値があると思います。効果も10倍です。
つまり、みなさんにやってほしい復習は、
一度解いた問題集をもう一度解くこと。
しつこく5週ぐらいやれば、90%は理解できます
さらに達成感も断然こちらのほうが得られます
似た問題が出たときの類推能力も高まります
同じ問題を繰り返して下さい
同じ文章を、内容を理解した状態で繰り返し読んで下さい
あなたは半年後、次のレベルに到達していますよ