仮定法【合体】(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/03/14
仮定法【合体】(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
-高校生の英語力開花に定評のあるたきしん高校部のブログです-
今回は仮定法の発展バージョンです
仮定法の基本は『仮定法はいつ使う?』を参照してください
仮定法は事実と異なることを述べるための文法でしたね
そして仮定法を表すためには動詞の時制を一つ過去にずらします
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a. If I had ten million yen, I would buy a million Umai-boes.
「(今)もし1,000万円もってたら、うまい棒を100万本買うよ。」
b. If I had been in your position, I wouldn't have done such a stupid thing.
「(そのとき)もし私があなただったら、そんな愚かなことはしなかったわ。」
a.は仮定法過去です。現在の事実に反する(実際は1,000万円もってない)ので、条件節(If~)では時制をずらして過去形にします。
帰結節(I would~)では【助動詞の過去形+動詞原形】にします
b.は仮定法過去完了。過去の事実に反する(実際はあなたではなかった)ので、条件節では時制をずらして過去完了形にします。
帰結節では【助動詞+完了のhave+p.p.】とします
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ちなみに、仮定法は条件節がなくても成立します
a.の文に対して、「僕だったらそんなことしない。きのこの山を買うよ。」というときは
I wouldn't do that. I'd buy Kinoko no Yama.
というように、条件節がなくても意味が通じます。
「僕の(死んだ)ひいおじいちゃんだったら、そのお金を投資しろと言うだろうな。」と言いたいなら、
My great grand father would tell me to invest that money..
で十分です。ひいおじいちゃんは現実には存在していないので仮定法になるわけです
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a.とb.は合体させることもできます
「過去に~だったなら、今~なのになあ。」
という形です。逆の「今~だったら、過去に~だったなあ」はありません
たとえば、
If I had invested that money <then>, I would be a billionaire <now>.
「もしあの時お金を投資していたら、今ごろ億万長者になっているだろうな。」
のように【条件節は仮定法過去完了、帰結節は仮定法過去】という形にします
文法問題で問われるときは、条件節の方に過去を表す副詞〈yesterday, last year, then〉などが使われ、帰結節には<now>が使われるので、意外とわかりやすいです。
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仮定法にはほかにも細かいルールや用法がたくさんあるので、そちらは参考書でしっかり学んでメモってください
でも基本を押さえていれば、応用もすんなり入ってきます
メモって何度も見返す、を徹底しましょう