間違えた問題の見直し方(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ数学勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
2020/03/19
・間違えた問題の見直し方(松阪の進学塾・多気進学スクール高校部のおすすめ英語勉強法/大学受験・進学実績:三重大・京大など/口コミ)
-数学を土台から鍛えるたきしん高校部のブログです-
模試後の見直しなどで、解けなかった問題に対して皆さんはどれくらい真剣に向き合っていますか?
解けなかったと一口に言っても、その理由はいろいろあります。
今回は数学についてお話ししていきます。
理由としては「計算ミス」「そもそも何をしたらいいのか分からない」などがあります。
それぞれの対処法はもちろん変わってきますが、同じようなことが起こらないようにするために私がよく受験生にさせていることがあります。
それは、『間違えた理由についてまとめさせること』です。
具体的には表に以下の事を書かせています。
①問題を解いた日付
②間違えた問題の単元 〈例〉確率,ベクトル,積分法
③間違えた理由 〈例〉計算ミス,問題文の読み間違い
③に関しては、長い文章で書く必要はなく、次に見返したとき理由が分かる程度の文章で大丈夫です。
そして、同じ問題を数日~1週間後にもう一度解かせ、解けるようになったのか、それとも同じミスをしたかを見ます。
同じ問題が模試などに出ることはほぼありませんが、次に似た問題が出たときの練習にはなります。
実際に、この方法を試し毎回きちんと書いていた子はセンター当日で数学の点数が伸びました。
逆に、この方法を試してはいたけど途中で面倒くさくなり、しなくなった子は当日であまり伸びませんでした。
「間違えたという事実」を頭だけで理解し、記憶しておくことは不可能です。
表に書き留めることで、その表を見返したときそれぞれの単元で、自分はどのような間違いをしやすいのかという傾向をつかむことができ、対応策も立てやすくなります。
頭だけでなく視覚的にも記憶させるために、紙に書くということは大切になってきます。
この方法は何もめんどくさいことはありません。
テスト返却後や模試受験後の見返しの際、ほんの1分程度あればできることです。
その1分をするかしないかで今後の勉強に影響してきます。
是非、皆さんもこの1分を書くことに割いてみてください。
次に似た問題が出たときに「解けた!」となるようにしていきましょう!!